女性ホルモンを増やす食事

 

血液には主に体に栄養を運ぶ酸素を運ぶ体温を保つ病原体から体を守るという働きがあります

そして血液は血漿、赤血球、白血球、リンパ球血小板という成分により構成されています

体内を巡る血液はこれらの成分がきちんとそろった良質の血液でなければなりません

さらに弱アルカリ性であることが良い血液の条件です

血液は毎日の食事から作られます

特にたんぱく質とビタミン、鉄が不可欠です

必要な栄養素が不足すると血液の質が下がってしまい食事の内容には注意が必要です

血液の質が下がると臓器や体のすみずみに悪影響を与えるので卵巣もダメージをうけます

生理痛が酷い生理不順、腰痛、冷え性に悩んでいる人は血液の循環が悪くなり

卵巣の働きが弱くなっている可能性があります

卵巣が弱れば女性ホルモンもスムーズに分泌されず年齢が若くても

女性ホルモンのバランスが乱れ更年期のような症状や様々な婦人病の原因になります

血液の流れが良くなれば卵巣にも十分な栄養が行き渡り女性ホルモンも規則的に分泌されます

たんぱく質

血液はもちろん肌や脳、内臓といった人間の体を作っている主な栄養素がたんぱく質です

たんぱく質が不足するとエネルギー不足して疲れやすくなるだけでなく血行も悪くなり老化が進みます

たんぱく質が十分足りていれば血液の質が良くなり冷え性も改善されます

日本人の女性に多い冷え性は

お米やでんぷん中心の食事が多くて慢性的なたんぱく質不足も原因の1つです

実際に主食と副食の区別がない欧米人女性には冷え性はあまり起こりません

たんぱく質と言うとお肉を連想する人も多いと思いますが脂身の多い肉を中心とした食事を取りすぎると

脂肪過多になり肥満や動脈硬化のほか血液が酸性に傾く原因になります

たんぱく質は赤身の肉や鶏肉豆類を中心にして脂肪をとり過ぎないようにすることが大事です

大豆のエストロゲン

大豆は植物性たんぱく質が豊富です

豆腐や納豆、凍り豆腐や湯葉といった大豆加工食品は消化が良くて、たんぱく質の含有量も多くなります

また大豆に含まれる大豆イソフラボンが女性ホルモンを補います

大豆イソフラボンはエストロゲンとにた構造を持ち植物性エストロゲンとも呼ばれています

そのためエストロゲンが不足しがちな更年期の女性が食べると症状が和らぎ肌が若返ります

大豆製品はたんぱく質の補給とともに美肌や若返り効果を期待して食べるのは良いですが

女性ホルモンを補う治療のかわりにはなりません

植物性エストロゲンは構造が似ているだけで卵巣で作られるエストロゲンとは別物であり

現在のところ医学的な臨床結果は出ていません

卵巣に良いたんぱく質

大豆製品

消化の良い植物性たんぱく質が豊富で畑の肉と呼ばれています

たんぱく質のほかにも脂肪の代謝を促すビタミンB1、ビタミンB2が含まれ肥満防止効果もあります

他にもエストロゲンに似た大豆イソフラボンが含まれています

豆腐、豆乳、納豆、味噌などの大豆製品は身近で安く手に入るのでお勧めです

ごはん、そば

穀物には殻の部分にグルテンなどのたんぱく質が含まれていますが

白米や精製した小麦粉を使用したパン、うどんなどにはほとんど残っていません

発芽玄米や黒パンなど脱穀していないものを中心に選ぶのが良いでしょう

穀物の主成分は炭水化物で食べ過ぎるとカロリーオーバーになりやすく脂肪太りや冷え性の原因になります

たんぱく質のほか血液サラサラ効果のある不飽和脂肪酸や脳の働きを良くするDHA、EPAが豊富です

さんま、いわし、さばなどの青魚を中心に食べるのがお勧めです

さばの脂肪に含まれるペプチドは動脈硬化を防ぎます

年をとり更年期の影響で血管が硬くなるので積極的に食べるのが良いでしょう

代謝の良い若いうちならたくさん食べてよいものですが40歳を過ぎると脂肪の取りすぎから

肥満や血管の病気の原因になります

食べるなら脂肪の少ない部分を選びましょう

種類は好みのもので構いませんがビタミンが豊富な豚肉がお勧めです

また肉には血液を酸性に傾ける作用があるのでそれを防ぐために野菜を食べましょう

卵、チーズ、牛乳

良質なたんぱく質を含んだ完全栄養食です

調理の手間がかからず風邪や体調不良で食欲が無いときでも手軽に栄養補給ができます

ただし栄養価が高いだけに食べ過ぎるとコレステロールが増える恐れがあります

卵なら1日1個、チーズは20グラム、牛乳は200ccくらいが良いでしょう

ビタミン

たんぱく質とならんで大切な栄養素です

脳の栄養になるブドウ糖はブドウ糖を分解してエネルギーに変換するときに必要なのがビタミンB1です

ビタミンB6は神経伝達物質の生成に欠かせないものですが

ビタミンB12は脳細胞を合成したり修復するのに必要です

このようにビタミンは脳や神経の働きに深くかかわっています

ビタミンB群が不足すると神経が過敏になるふさぎこむなどの

精神症状が出たり手足がしびれる脚気の症状が出ることがあります

またビタミンB6はビタミンB12とともに赤血球の合成を助ける働きがあり良質な血液を作るためにも必要です

ビタミンA、ビタミンCには粘膜や肌を保護して潤いを保ち傷ついた箇所を修復する働きがあります

ビタミンCを取ると日焼け後のシミが薄くなるなどの効能があります

年を重ねると女性いホルモンが乱れて肌や粘膜が乾燥しがちになります

小じわが増えたり化粧品に頼ると同時に食生活の改善が大事です

ビタミンは油断するとすぐに不足します

さらにほとんどのビタミンは水溶性で過剰にとった分は尿とともに排出されます

そのため毎日補給することが重要です

できるだけ自然の食品から摂取するほうが良いですが忙しいときはサプリメントで補給しても大丈夫です

市販のビタミン剤の場合説明書の通りの量を飲めば過剰摂取の心配はありません

ビタミンA

髪、肌、粘膜を健康にする

にんじん、ほうれんそう、かぼちゃ、豚レバーなどに豊富に含まれています

髪や肌をしっとりさせる効果があり皮膚や粘膜を丈夫にします

油に溶ける作用があるので食材を良質の油でいためて食べる方法が効率よく摂取できます

ビタミンAは水に溶けないので尿から排出されず過剰にとると下痢や嘔吐を起こすことがありますが

普通の食事から摂取する分には必要ありません

ビタミンB1

糖質を分解する

胚芽や豚肉、ほうれん草などの緑黄色野菜、きのこ類や牛乳に多く含まれています

糖分を分解してエネルギーに変えて脳や神経を動かす原動力になります

血液をアルカリ性に保つ働きもあります

不足すると脚気や神経炎を起こしたり動脈硬化の原因になります

主食にできるだけ胚芽米や全粒粉のパンを食べたり緑黄色野菜やきのこを加熱してたくさん食べましょう

ビタミンB12

赤血球を作る

牛、豚、鶏レバーに特に多く含まれています

さんま、いわし、にしんなどの魚類、あさり、しじみ、はまぐり、かきなどの貝類や筋子にも含まれています

植物性の食材には海苔にわずかに含まれるだけで野菜類にはほとんど含まれていません

神経を修復して赤血球を作り血液を増やす重要な役割を果たします

ビタミンB6

たんぱく質を代謝してヘモグロビンを合成する

牛、豚レバー、うなぎ、納豆や乳製品などに多く含まれています

老化を防ぐために不可欠なビタミンで目や鼻のほか内臓の粘膜を保護して肌に潤いを与えます

若々しい外見を保つために積極的に摂取しましょう

不足すると口内炎や角膜炎が起こりやすくなるほか肌が乾燥して老け込んだり脱毛が起こることがあります

ビタミンB2

牛、豚レバー、まぐろ、さんま、バナナ、さつまいもなどに多く含まれています

たんぱく質を分解して体の組織を作るアミノ酸を合成するとともに

血液の赤い要素となるヘモグロビンの元になります

肝臓の機能を高めて脂肪肝を予防する効果もあるので

お酒を飲む人にはおつまみにマグロ、秋刀魚、かつおを食べる串焼きや焼肉ではレバーを選ぶと良いでしょう

ビタミンC

血管、肌、粘膜、骨を強化する

かんきつ類を中心とした果物、緑黄色野菜ピーマン、じゃがいもなどにも含まれています

血管を丈夫にする役割を果たしビタミンCには美肌の効果があります

ビタミンCにはコラーゲンの合成を助ける効果があり

その効果で肌に張りを与え瑞々しく保つ効果や関節の痛みを緩和する効果もあります

ビタミンE

月経前症候群pmsと閉経 ビタミンE

月経前症候群pmsと閉経、両方の症状にビタミンEは役立ちます

1980年代に行われた研究ではpmsにたいするビタミンEの大きな効果が示されています

研究では75人の女性を4つのグループに分け

それぞれビタミンE、αトコフェロールを1日につき150,300.600iu

またはプラセボを二ヶ月投与しました

投与と投与後のpmsの症状の割合が調査されましたが

ビタミンEを投与したグループではpmsの症状の改善が見られました

さらに41人の女性に3回の月経周期にわたり天然αトコフェロールを

1日につき400iu投与したところpmsの症状の改善が確認されました

閉経は妊娠可能期間の終わりを告げる女性の人生における自然な出来事です

閉経に関連した症状はだいたいその6年前から始まると言われています

卵巣の機能が衰え生産される女性ホルモン量が不安定に変動するため月経周期が不規則になります

またのぼせや寝汗、疲労感、不定愁訴、膣の乾燥、性的欲求の変化睡眠障害といった症状が起こります

さらにふさぎこみ、頭痛、動悸といった症状が出る場合もあります

しかしもっと重要なのは閉経が骨粗しょう症や心臓疾患の危険性を増加させます

閉経後の女性が心臓発作になる危険は男性の半分ですが

閉経後は同程度まで増えてしまいます

このような危険を回避するのにビタミンEが役立ちます

母親の栄養状態が赤ちゃんの健康を左右する

母親が何を食べ何を飲むかということは赤ちゃんの健康に直接的な影響があります

母親からの良質な栄養が赤ちゃんの健康を保つためには不可欠です

しかもそれの影響は長期間持続します

母親の食生活が子供の肉体的、精神的、情緒的な発育に影響を与えます

脳腫瘍を持つ子供の母親1000人と健康な子供を持つ母親2000人を対象とした

北アメリカ、ヨーロッパ、イスラエルにまたがる国際的な研究で総合ビタミン剤のサプリメントの摂取を

妊娠期間のうち6ヶ月飲んでいた母親からの子供は脳腫瘍になる危険を30%軽減したことが分かりました

この研究で対象者達がどの程度のビタミンEを摂取していたのかは分かりません

しかし動物実験では大きな手がかりが得られています

羊では妊娠期間最後の3週間にビタミンEを与えることにより死産の確立が30%減少しました

繁殖の業者が子羊の出生率を増やし生まれた後でも健康に発育させるため

母羊にビタミンEを与えることは一般的なことです

赤ちゃんの体内のビタミンEレベルはかなり低くなります

これはビタミンEが母親の胎盤を通り抜けることができないからです

このことは未熟児には深刻な問題になります

赤ちゃんが母親からビタミンEを多く得ることは非常に大切なことです

またどのようなビタミンEを摂取するのかも重要になります

東テネシー州立大学の研究では天然ビタミンEが合成ビタミンEと比べて

3倍も効率的に母親から赤ちゃんへと送られるのが確認されています

天然ビタミンEが合成ビタミンEと比べて効率的に胎盤を通り抜けることができるからです

アーモンドはビタミンEが豊富

アーモンドはビタミンEが豊富で生活習慣病を予防する効果があります

ビタミンB6も豊富でオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸も豊富です

カルシウムや鉄、たんぱく質も豊富で栄養価が高く健康効果が高い食べ物です。

生活習慣病を予防、老化を防ぐ効果、貧血を予防する効果、便秘を解消する効果などアーモンドを日常的に食べるとビタミンEを効果的に摂取できさまざまな病気の予防につながります

活性酸素を除去する働きにすぐれ血液をさらさらにして老化を予防して若々しさを維持します

血中コレステロール値を低下させる働きがあり高血圧の予防に優れた食べ物です

不溶性食物繊維が豊富でお腹の動きを活発にして便秘解消につながります

鉄が豊富に含まれ鉄不足に役立ち食べることで貧血を予防する効果があります

血液を造るために不可欠な栄養素

鉄分が不足すると貧血を起こしますが

それは鉄という栄養素が血液中で赤血球の成分であるヘモグロビンの元になるからです

鉄が不足すると血液の材料が足りないということで貧血が起こります

またヘモグロビンは血液を通じて体の細胞の隅々まで酸素を運ぶ役目があります

貧血状態になりヘモグロビンの量が減り体に酸素が足りずに酸欠状態になります

これにより疲れやすい、頭痛がする、やる気がでないという症状が出て憂鬱な気持ちになります

特に女性は生理、妊娠、出産を通じて血液の消耗が激しくヘモグロビンが足りなくなり

男性に比べて鉄不足になりやすく5人に1人は鉄欠乏症貧血と言われています

含まれる食べ物でヘム鉄と非ヘム鉄に分かれる

鉄には肉や魚介類に含まれるヘム鉄と野菜などの植物性の食べ物に含まれる非ヘム鉄の2種類があります

どちらも血液を作る効果は変わりませんがヘム鉄のほうが

体への吸収が良いためすぐに鉄を増やしたい人ははお勧めです

ヘム鉄にはビタミンCを非ヘム鉄には動物性たんぱく質を一緒にとることが必要です

焼肉や焼き魚にレモン汁をかけたり小松菜と鶏肉を一緒に煮たり鉄を含む食べ物にとらわれず

バランスの良い食事を心がけましょう

またお茶に含まれるタンニンが鉄の吸収を妨げる説がありますが

普通の状態であればいくらお茶を飲んでも問題ありません

ヘム鉄はビタミンCと一緒にとると吸収率がアップします

動物性たんぱく質に含まれるヘム鉄の体への吸収率は含有量の20㌫から35㌫になります

ビタミンCと一緒に食べるとより効果的に吸収されます

非ヘム鉄は動物性たんぱく質と一緒にとると吸収率がアップします

植物性の非ヘム鉄の吸収率は含有量の1㌫から6㌫になります

ヘム鉄に比べるととても低い数値です

動物性たんぱく質と一緒に食べると吸収率を上げることができます

食事に取り入れるときはお肉や魚介類と一緒に料理すると良いでしょう

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